生活を支えてくれる身近な塗り薬

塗り薬といえば、飲み薬とともに、生活を支えてくれるものの一つです。
患部となる皮膚の表面に塗る薬で、炎症を抑えたり痛みを緩和したりすることが目的となっています。
皮膚から吸収されることで、近くの患部に直接作用させることができ、他の場所への影響を最小限にすることができるのです。

だからと言って、全身に影響が出ないわけではなく、吸収後には全身に回っていきます。
そのため、皮膚疾患だけではなく、心臓の病気に使えるものもあるのです。

薬の強さは、吸収される過程と、場所によって変わってきます。
皮膚の表面から細胞を通り吸収されるタイプと、毛穴を通して吸収されるものがあり、皮膚の厚みも関係してくるのです。
手のひらのように、皮膚も厚く毛穴もない場所では強めの薬になってきます。

こうしたことも知っておくと、市販の塗り薬を選ぶ際も参考となるでしょう。

代表的な塗り薬

本常盤 白紅

鹿児島で古くから愛用されてきているのが、本常盤 白紅です。
家庭用の常備薬として、肩こりや筋肉痛からしもやけまで使える塗り薬になっています。
血行が良くなるため、足の裏に塗ったりすると眠りにつきやすくなったりする薬です。

アンメルツヨコヨコ

塗りやすい形をしていることで知られているのが、アンメルツヨコヨコです。
容器の首の部分が曲がっているため、自分の目で見にくい背中などでも簡単に塗ることができるようになっています。
肩こりや筋肉痛はもちろんのこと、打撲にも使うことができるため、家庭に常備しておくと安心です。

ケナログA

口内炎というと、そのまま我慢して直るのを待つ人もいるでしょう。
口の中ということで、何も対処できないのではないかと思われがちですが、そんな時に活躍してくれるのが、ケナログAです。
粘膜が赤く腫れてしまっている口内炎に対して塗ることで症状を緩和させます。

塗るのにはちょっとコツがいりますが、なかなか治らない口内炎に使える塗り薬として覚えておくといいでしょう。

コーフル軟膏

かゆみに関する塗り薬の場合、ステロイド系は怖いと思っている人は多いでしょう。
しかし、非ステロイド系の塗り薬は効果が弱いと考えてしまいます。

コーフル軟膏は、ステロイドを含んでおらず、安心して使うことができる軟膏です。
湿疹やかぶれ、あせものような症状だけではなく、切り傷や擦り傷にも使うことができます。

傷を乾燥させることができる軟膏のため、ガーゼに塗って貼っても交換時にはがれやすく痛みを引き起こしません。
床ずれのような状態でも、安心して塗ることができる塗り薬なのです。

色々な塗り薬がありますので、どういった時に使うといいか覚えておくといいでしょう。