医療で使われているロキソニン

病院でもらってくる頭痛薬の中に、ロキソニンがあります。
ロキソプロフェンというのが成分名で、腫れや痛みを和らげる効果を持っており、熱も下げてくれるため、処方されることが多い薬です。

非ステロイド系の薬であり、応用範囲が広いため、様々な場面で使われてきました。
安全性も高く、効き目も高いために、風邪などで飲んだことがある人も多いでしょう。
副作用に関しても、比較的少ない薬ですので、安心して飲むことができるのです。

これを市販薬として発売しているのが第一三共ヘルスケアのロキソニンSなのです。

医療用と同じ成分

痛みを素早く抑え、鎮痛効果も高く、解熱効果を持っているロキソニンは、吸収されてから活性化するプロドラッグ製剤ですので胃の負担も少ないほうです。
眠くなることもないので、車を運転する時にでも服用が可能となっています。
1回に1錠で済むところも、服用しやすいポイントでしょう。

効果の高いロキソニンですが、それもそのはず病院・薬局で処方されるロキソニンと成分は変わりません。
錠剤としての大きさも同じで、添加物も同様のものが使われています。
つまり、病院でもらってくるロキソニンをそのまま買うことができる薬なのです。

外見上は刻印が入っていなかったり、割り線がなかったりします。
それ以外には、短期の使用にとどめるべき薬であるということと、用法などに異なる点があることは注意しなければいけません。

胃の負担を減らしてくれる仕組み

プロドラッグ製剤は、胃への負担を減らすことができる仕組みです。
この製法は、成分が体内に吸収されてから活性するため、胃の中で荒らしにくい薬にすることができます。
だからと言って、全く負担がないわけではありませんので、空腹時は避ける必要があるでしょう。

もしも、空腹時に飲まなければいけない場合には、ぬるま湯をコップ一杯程度は飲んでから服用することで、負担を少し軽くすることはできます。
しかし、これもできるだけ避けるべきで、食後に服用するのが一番安全です。

妊娠中や授乳期間、高齢者には十分注意を

ロキソニンは、優れた頭痛薬ではありますが、妊娠中や授乳中は避けるべきです。
安全性の確認ができていません。
何が起きるのか、はっきりと安全であるとは言えない薬なのです。

それでも飲まなければいけない場合には、医師と相談しながら服用するといいでしょう。
ただし、授乳に関してはリスクが高すぎますので、授乳を避ける必要があります。
服用してしまった場合には、最低でも8時間はあけなければいけません。

高齢者の場合にも、ロキソニンは注意が必要です。
生理機能低下が出てくる可能性があるため、薬剤師と相談するか、かかりつけの医師の診断の元、服用を考えるといいでしょう。

第一類医薬品なので薬剤師の説明がなければ購入できない

偏頭痛に対しても効果の高いロキソニンですが、第一類医薬品であることを忘れてはいけません。
薬剤師がいなければ、大手薬局やドラッグストアでも購入することができないのです。
購入時には、説明を受けなければならず、ただ買って飲むことができる薬ではありません。

誤用するとリスクもありますので、副作用に関することまで、しっかりとした説明を受けてから購入しましょう。